しかし昨日はとんでもない寒さでしたね。仙台でもマイナス8℃になりましたから、観測記録に残る寒さですね。雪も約10cm弱積もったかな? 西国の方が思う東北地方の仙台というと、雪国で冬は寒くて、雪深くて大変だろうなという感じですよね。私の親戚はみんな浜松市で暖かい地域にいてそんな感想持ってましたよ。(今は違うけど) 私自身も京都に2年ほど転勤していたことがあり、そんなイメージを持った人が多かったのを覚えています。 ところが実際は仙台市は太平洋に面していて、海洋性気候で夏は涼しく、冬は極寒にはならず積雪量も少ないんですよ。最近では気候変動のせいか真夏日も増え、雪も子供のころの記憶からするとだいぶ少なくなった気がしていたので、昨日の寒さには驚きました。こういう日が続くと、お亡くなりになるかたが多くて、斎場も満員の日が続きます。一年のうちで一番火葬件数の多いのがこの1月です。ちなみに少ないのが6月です。仙台市の斎場は仙台市街中心から近距離に位置しますが、小高い山にあるので市街地よりもだいぶ寒いです。ご利用される方は、しっかり防寒して行ってくださいね。火葬炉は普通炉が20基、胞衣炉が2基あり、規模の大きい斎場です。築20年経過しているので最新式ではありませんが、常にメンテナンスされており、清潔で故障などはありません。それと皆さんよく火葬場というと、伊丹十三の「お葬式」に出てきたみたいに、煙突からモクモクと煙が出ていると思っているでしょう。今の斎場ではそんなことはないですからね!火葬が始まると、外気に出る前に再度加熱処理・臭気処理をして、排気口からでるのは湯気の状態です。それと「煙突」じゃないですからね、「排気筒」です。仙台市も110万人の大都市なので、この規模の大型施設でもフル稼働の状態が続いております。これから団塊の世代の人たちが亡くなり始めるとキャパをオーバーするでしょう。そうなると東京みたいに火葬1週間待ちとかになるかもしれない。対策考えておかないと間に合わないよ!仙台市。